私はわずか半年間のあいだに、6回も入院しました。
入院期間は様々でしたが、1回の入院で短くて3日間、長くて3週間の入院がありました。
病状や入院生活については、話が長くなってしまいますので、ここでは説明しません。また別の機会で入院生活で「役に立つ」情報をご紹介しますね。
そうやって入院を繰り返すとわかることがあります。それは、入院の案内にある準備リスト以外にもあれば便利なものこんなものが必要だったというものがたくさんあることがわかります。
そんな私の6回の入退院でわかった、便利グッズ、あると助かるものなどをご紹介したいと思います。
入院まえに準備して便利だったもの
私が入院したあとに「あればいいな」と思ったものがあります。そして2回目の入院からは事前に準備したもので、特に便利だったものをご紹介します。
クッション
まずはクッションです。これは絶対にあるといいです!
入院していると、ほとんどの時間をベッドの上で過ごします。ベッドの上では寝ているだけではありません。テレビを見たり、本や新聞を読んだりスマホをいじったり、ご飯を食べたりと、いろんな事してベッドの上で過ごします。
リクライニングベッドを起して枕を頭に置くだけだと、猫背になり苦しい体制になります。でも、クッションがあれば背中にあてがい、長時間座っていても楽なのです。
また寝ている時も、病院の枕だけだと高さが足りなく感じることがあります。寝ながらテレビを見るときも、頭の高さ調整が難しくなるのです。でも、クッションがあれば自分に合った高さ調整ができます。
私のオススメのクッションは、折りたたんで使えるクッションです。これならば自分の好きな高さに合わせて調整することが簡単です。お好みに合わせて、低反発タイプなどにしてみるといいと思いますよ。
タブレット端末
病院でとても便利だと感じたのは、iPadなどのタブレット端末です。
私は入院するにあたり、スマホ・タブレット端末・ノートパソコンを持っていきました。いちばん便利だと思ったのが、iPadのタブレット端末です。
私の場合iPadを使っている時間がいちばん長かったと思います。おもに映画を観ていました。おかげさまで退屈することはありませんでした。できればもっと海外ドラマの続きが見たいので、もっと入院しておきたいぐらいです。
病院にあるテレビは有料です。あまり見たくもないテレビをお金を払ってみるのは苦痛です。さらに病院のテレビはベッドの真横に設置してあり、とても見づらい姿勢になってしまいます。タブレット端末ならば、目の前で楽な姿勢のまま見ることができます。
スマホじゃちょっと小さいし、ノートパソコンだと邪魔な大きさです。タブレット端末がちょうどいい大きさなのです。
入院の便利グッズ これがあって助かったもの
入院で、「これがあってホント助かった」というものがありますのでご紹介します。
リクライニングベッド対応まくら
病室のベッドは電動でリクライニングします。そして寝ている以外はりクライングを起こし、
座って過ごします。
この時、枕が落ちてしまいます。ものすごくわずらわしいんですよね。入院の時に絶対必要なのは、「リクライニングしても落ちない枕」です。これは必ず手に入れるようにしてください。
残念ながら、リクライニング専用枕なんて売ってません。でも簡単にリクライニングでも落ちない枕にすることができるんです。
リクライニングしても落ちない枕の作り方はこちらでご確認ください。
→ リクライニングベッドの枕の落ちない方法 入院には欠かせない知恵!
ライト
病室は消灯時間になると暗くなります。でも寝ている間、何度かトイレに行きたくなることがあります。どうしても暗い病室の中、起きてクツを履いてトイレに行かねばなりません。
病室の中にはセンサーで小さく足元にライトがつくような設計になっている場合がほとんどです。でも正直それだけだと明かりは足りません。お年寄りになればなるほど暗く感じます。
病室のライトをつけたいけど、他の入院患者さんに迷惑がかかるかもしれません。
私がオススメしたいのは、センサーライトです。床に置くタイプで、人の動きを感知してライトが点灯します。部屋が明るい昼間にはつきません。
病室でスマホを持って照らしながら歩くのは、かなり不安定です。でもこの床に置くタイプのライトならば、懐中電灯のように手がふさがることはありません。退院したあとは、自宅の寝室やトイレの入り口近くに置いておけば便利ですよ。
乾燥対策(マスク・リップなど)
病室では窓を開けません。エアコン・空調が効いています。温度も安定しています。でも困ったことに、病室はかなり乾燥します。保湿対策は万全にしたほうがいいでしょう。
私が乾燥で特に困ったのは、寝ている間です。朝起きると、喉の奥が乾燥しまくっているんです。慣れないかもしれませんが、病室で寝ている間はマスクの装着をオススメします。
さらに付け加えると、私はマスクをすると、ひもで耳が痛くなるんです。いまでは耳が痛くならないマスクも売っていますが、もしかしたら病院の売店やコンビニにはそういったマスクが置いていなかったり、売り切れてしまうことがあります。
入院する前に、自分に合ったマスクを購入しておくことをオススメします。
靴下
入院するのだから着替えは持っていきますし、当然靴下だって持っていきますよね。
でも注意してもらいたいのは、夏の入院です。想像以上にエアコンが効いています。なので入院中寝ている間、寒いと感じるのは冬よりも夏なのです。
病院や病室によっては、寝ている間足がものすごく冷たくなることがありますので、二重で靴下が履けるように準備しておくといいです。
卓上カレンダー
入院していると医師が回診で治療日程や退院日程の説明をすることがあります。手帳やスマホのカレンダーだとお互いの日程確認がしづらくなります。同じカレンダーを見て確認したほうが、話しやすくなります。
ふりかけ
病院の食事、例えおいしくても、なぜか飽きてきます。また、味に物足りなさを感じる場合もありますので、自分の好きな味のふりかけなどを用意しておくといいですよ。
入院の持ち物 気を付けておきたいこと
入院して、持ち物についてわかったことがありますので、いくつか説明しておきます。
スリッパ
入院中の履物と言えばスリッパというイメージがありました。しかしいまはどこの病院でもスリッパはオススメしていません。病院によってはスリッパを禁止しているところも。
便利な「クロックス」でいいと思っていたのですが、入院したときに看護師さんから言われました。この「クロックス」はできれば、他のものに変えてくださいとのことでした。
どうやら入院患者さんがこのクロックスを履いて、転倒してしまう人が多いようです。病院内は滑りにくい床の素材となっていますが、そのため摩擦でひっかかりつまづいたり、水がこぼれたところで簡単に滑って転倒するケースがあるようです。
入院するときの履物は、スリッポンがオススメです。
スマホやタブレット端末の設定
入院中はついついスマホやタブレット端末を見ることが多くなります。最近の新しい病院では、病室でもwi-fiが設備されているところが増えていますが、全てではありません。
有線LANからネットワーク通信を利用できるように、配線を準備しておいたり、スマホのパケット・データ量など料金体系を見直しておく必要があります。
私の場合、最初の入院時はスマホで動画を見すぎたせいで、通信速度の制限がかかってしまい、途中から見れなくなりました。すぐにその場で料金体系を変更しましたが使えるのは数日後からとなり、追加データで余分な料金を払うこととなったのです。
また、動画見放題チャンネルを利用すると便利です。HULUやU-next、Netflixなどのサービスを事前に検討しておくといいでしょう。私の場合はAmazonプレミアム会員の動画見放題サービスを利用して映画や海外ドラマなどをかたっぱしから見まくりました。
まとめ
入院まえに準備して便利だったもの
・クッション
・タブレット端末
入院の便利グッズ
・リクライニング対応まくら
・床に置くタイプのセンサーライト
・耳が痛くならないマスク
・靴下(エアコン冷え対策)
・卓上カレンダー
・ふりかけ
入院の持ち物で気を付けるもの
・履物はスリッポンがいい
・通信対策&動画見放題検討