食物繊維は、野菜や果物に多く含まれる成分で
腸の活動を良くし、便秘予防に役立つ、
女性には必要不可欠な成分ですよね。
最近では「新食物繊維」が注目されています。
この新食物繊維とは、
いったいどういうものなのでしょうか?
食物繊維との違いは?
どんな効果があるのか?
どんな食べ物に含まれているのでしょうか?
そんないま話題の「新食物繊維」について
詳しく知っておきましょう。
新食物繊維とは何なんでしょうか?
「新食物繊維」とは、
食物繊維と似た働きを成分のことをいいます。
食物繊維といえば、野菜などに含まれる成分で
胃や小腸でほとんど消化されず、
腸をキレイにして整える作用があります。
お通じに悩む女性ならば、この食物繊維を
積極的に摂取しているハズですよね。
新食物繊維は、いままでの食物繊維と同様に
小腸では消化・吸収されにくい、整腸作用や
健康維持に役立つ食物成分のことです。
新食物繊維はルミナコイドと呼ばれています。
ルミナコイド(Luminacoid)とは、
は日本食物繊維学会で提唱された造語です。
ですので日本発祥の言葉になりますね。
便秘を改善するために、
野菜をたくさん摂取するにも限界があります。
そこで、本来の食物繊維と合わせて、
この新食物繊維であるルミナコイドを上手に
摂っていけば、お通じも良くなるワケですね。
新食物繊維 種類・含まれる食べ物とは?
新食物繊維はどんな食べ物に
含まれているのでしょうか?
新食物繊維にもいくつかの種類がありますので
ひとつひとつ確認していきましょう。
新食物繊維のオリゴ糖
・にんにく
・ブルーベリー
・スイカ
・西洋ナシ
オリゴ糖は大腸内で善玉の細菌の
エサとなる成分です。
細菌に食べられたオリゴ糖は、
整腸作用を高めるだけでなく、
身体の免疫を高め病気の予防になります。
またミネラルの吸収も促進させるので
健康維持にも役立ちます。
新食物繊維のレジスタントスターチ
・ピーナツ(揚げたもの)
・じゃがいも(焼いて冷ましたもの)
・ソラマメ(焼いたもの)
・焼いも(さつまいも)
・うどん
レジスタントスターチも食物繊維と
同じように整腸作用の効果があります。
肥満やメタボになりにくい作用もあります。
食べた脂質の吸収を抑えたり、
コレステロールや中性脂肪を低下させる
効果もあるのです。
レジスタントスターチは冷やすと、
含有量が増える傾向があります。
また茹でるよりも「焼く・揚げる」ほうが
含有量も増えます。
じゃがいもだと、蒸して冷やすよりも
焼いて冷したほうが3倍以上も
レジスタントスターチが多くなります。
新食物繊維のレジスタントプロテイン
・蕎麦
・凍り豆腐
・熟成みそ(一部のもの)
レジスタントプロテインはタンパク質です。
便秘にはあまり効果は期待できませんが、
コレステロールの低下させる効果があります。
新食物繊維 期待できる効果とは?
新食物繊維には便秘以外にも
うれしい効果が期待できます。
・心臓病や脳卒中のリスク低減
・乳がんや大腸がんのリスク低減
・骨を丈夫にする
ここ最近、「腸内フローラ」が注目されています。
腸の中にある善玉の細菌を増やせば、
身体の体調も良くなるというものですよね。
腸内を良くするのは食物繊維だけではありません。
善玉菌を増やすためには、この新食物繊維の
摂取が欠かせません。
新食物繊維を積極的に摂取して、
便秘を解消して、肥満を予防して、
キレイになって健康になりましょう。
まとめ
新食物繊維とは?
・本来の食物繊維と似た働きをする食物成分
新食物繊維の種類
・オリゴ糖
・レジスタントスターチ
・レジスタントプロテイン
新食物繊維を含む食べ物
・にんにく
・ブルーベリー
・スイカ
・西洋ナシ
・ピーナツ(揚げたもの)
・じゃがいも(焼いて冷ましたもの)
・ソラマメ(焼いたもの)
・焼いも(さつまいも)
・うどん
・蕎麦
・凍り豆腐
・熟成みそ(一部のもの)
新食物繊維に期待できる効果
・便秘の改善、整腸作用
・肥満やメタボの改善
・心臓病や脳卒中のリスク低減
・乳がんや大腸がんのリスク低減
・骨を丈夫にする