年齢も40代となれば、若いころとは体調も違ってきます。どんなことに困るでしょう?
それは頻尿、夜に何度もおしっこに行きたくなることです。
頻尿というと、年配のおじいさんやおばあさんの悩みだと思ってしまいますが、実際は40代の男性や女性にその症状はあらわれてきているのです。
中には30代・20代で夜寝ていると頻繁におしっこに行きたくなるという若年層の頻尿も増えているようです。
40代の私、頻尿に悩んでました
私は40代になり、この頻尿に悩まされました。寝室で寝るのではなく、トイレにいちばん近い部屋で寝るようになりました。夜、寝ている間に2~3回はおしっこに行っていたのです。もっと年を取るとさらに頻尿の回数は増えるのでは?という不安がありました。
頻尿が改善!もう寝ている間にトイレ行かなくなりました
しかし、この改善方法を実践して1ヶ月後には寝ている間にトイレに行かなくなりました。ホント、安心しました。ぐっすり眠れるようにもなったんですよ。
こういった頻尿って、いったい何が原因なのでしょうか?また、どんな対策ができるのでしょう?その改善方法は?
まだ40代ならば頻尿で病院に行くのも抵抗があるでしょう。まずは頻尿の原因を知って、自分で簡単にできる対策や改善方法を試してみましょう。
頻尿の原因をシンプルに考えよう
なぜ夜、寝ている間に限ってトイレに行きたくなるんでしょう?昼間は頻尿だと感じることはないのに、夜寝ている時だけ頻尿になる…それはきっと原因があるハズです。どんな原因があるのでしょうか?
なぜ、おしっこをするのでしょう?
人はなぜ、おしっこ(尿)をするのでしょうか?難しい専門用語や医療用語ではなく、私なりの簡単な言葉で説明するとこうなります。
・身体の余分な水分を出すため
・身体の老廃物や余分な塩分を出すため
おしっこをする理由は、カンタンにいうとこのようになります。
頻尿になると、なるべく水を飲むことを控えようとすることがあります。でも、夜に限ってなる頻尿の場合ならば、「老廃物や塩分の排出」を重視したほうがいいです。
夜トイレに行きたくなるのは、塩分を排出するため
昼間は頻尿じゃなく、夜だけ頻尿…そういう人が多いのではないでしょうか?それも夜寝る前、がぶ飲みしたり、大量の水分を取っていない限り、夜間トイレに行きたくなる理由は「老廃物と塩分の排出」のためだと簡単に想像できます。
それと、もうひとつわかることがあります。それは昼間と夜の姿勢の違いです。昼間はほとんどの場合、立っているか座っている状態です。夜間寝ている場合は、身体を横にしている状態です。
すると夜寝ているときにトイレに行きたくなる理由がわかります。
寝る姿勢になることで、老廃物や塩分を出したくなる
このようなことが推理することができますよね。
足のふくらはぎに老廃物や塩分が溜まっている
「ふくらはぎは第二の心臓」と呼ばれています。
ふくらはぎは二酸化炭素を含んだ血液を心臓に戻すポンプの役割があります。そして、ふくらはぎには大量の血液が集まっている場所でもあるんです。
年齢とともに筋力が落ちれば、ふくらはぎのポンプ機能は低下します。また立ったままや座ったままの姿勢だと、ふくらはぎに古くなった血液が停滞してしまいます。
40代ともなれば、ふくらはぎに血液が溜まり、老廃物や余分な塩分も停滞したままになるのです。
頻尿の原因はこれだった!
そんなふくらはぎに古い血液が溜まった状態で、寝たり身体が横になるとどうなるでしょうか?老廃物や余分な塩分を含んだ血液がいっきに内蔵へと送られるのです。そして血液の浄化作用が始まり、老廃物や塩分を排出しようとするのです。
これが、夜寝るとトイレに行きたくなる原因なのです。
頻尿の対策は1日20分でOK!
頻尿になってしまったら、日中にふくらはぎの停滞した血液を体中に循環させればいいわけです。ですから、何をすればいいのか段々わかってきたと思いますが、この対策を実践しましょう。
日中に足を上げて20分ごろ寝する
足は心臓よりも高い位置になるようにします。ふくらはぎの血液が重力によって流れ出すようなイメージでごろ寝しましょう。
数分でも効果ありますが、なるべく20分はその姿勢を保つようにしましょう。完全にふくらはぎの血液が入れ替わるようにしたいですね。
1回実践しただけで効果の出る人もいますが、ふくらはぎに古い血液が溜まってしまうのは長年の生活環境と、それに慣れてしまっている体質によるものです。ひとまずは、この対策を1週間続けてみましょう。すると徐々に頻尿の回数が減ってきたりします。
また40代の男女だけでなく、長年の間、頻尿で悩んできたご年配の人にとっても
この対策は効果があると期待されます。まずは1週間、そして1ヶ月はこの対策を続けるように心がけましょう。
日中、ごろ寝ができない場合は?
日中仕事をしていると、そんなごろ寝なんてできないという人もいるでしょう。目的は、ふくらはぎの血液循環になります。それが達成できるような対策を試してみてください。
・車の中ならば、ダッシュボードの上に足を乗せる
・ふくらはぎを手でマッサージする
・ふくらはぎを刺激するストレッチをする
・ふくらはぎを冷やさない、温める
・ふくらはぎのツボを刺激する
・シャワーよりもお風呂でふくらはぎを温めマッサージ
・足の指を開閉してふくらはぎを刺激する
・つま先立ち20回でふくらはぎの運動をする
以上のような方法も効果が期待できそうです。ごろ寝と合わせて、自分に合った効果が期待できそうな対策方法を試してみてください。
頻尿の改善方法を実践しよう!
毎日ごろ寝を続けて、頻尿対策をすることができます。しかし、それは応急処置的なものであります。
基本的には、足やふくらはぎの筋力の低下が、夜トイレに行きたくなる頻尿の原因です。頻尿を改善するならば、足のふくらはぎに筋肉をつけましょう。
・ふくらはぎのストレッチ
・ふくらはぎの筋トレ
ふくらはぎの筋力をつける前に、ストレッチを行いましょう。筋肉を柔らかくしたり、間接を柔軟にしておくと、筋力が付きやすくなります。また、筋肉に到達するまでの血流もよくなるため、より頻尿の改善に役立ちます。
1、壁やイスなど両手をつきます。
2、片足をうしろに下げ、ふくらはぎを伸ばします。
3、このとき、かかとはつけたまま、上下運動はしない。
4、適度な張りを感じたまま、15秒静止します。
5、反対側の足に交代して、同じストレッチをします。
6、これを3~5セット続けて行います。
次はふくらはぎの筋力を鍛えます。簡単な筋トレを身につけましょう。
1、壁際に手をついて立ちます。
2、姿勢を正したまま、5秒かけて、つま先立ちします。
3、つま先立ちのまま、5秒間静止します。
4、今度は5秒かけて、かかとをつきます。
5、これを10~20セット続けて行います。
他のストレッチや筋トレ方法もありますが、まずはこの簡単なストレッチ・筋トレから
始めましょう。続けることが大切です。
頻尿を改善するために、足のふくらはぎの筋トレをするなんて、ちょっと不思議に感じますね。でも、頻尿の原因や理由を知れば、納得できることだとわかります。
まとめ
頻尿の原因とは?
・寝るとふくろはぎの血液が循環して、老廃物を排出するから
頻尿になった場合の対策は?
・足を上げて20分ごろ寝をする
・ふくらはぎの血流を良くする
頻尿の改善方法は?
・ふくらはぎのストレッチ
・ふくらはぎの筋トレ
頻尿対策・頻尿改善方法は年齢性別関係なく効果が期待できる