コミュ障の治し方について考えてみます。
私は幼いころは元気でイタズラ大好きの活発な子供だったのですが、思春期ごろからなんだか人と話すのが苦手になってきた経験があります。
私は「コミュ障」になってしまったんです。
いろいろ自分でも改善しようとがんばってみたり、あるいは年齢を重ねるごとに自然とコミュ障が改善(もしくは図太?)されてきたのです。
いま思うといろんな原因が自分自身なあったんだなぁ~と感じます。あんなことやこんなことをすればよかったなぁ~と、今更ながら感じます。
そういったコミュ障で悩んでる人へ、いっしょにコミュ障の治し方について考えていこうと思います。
コミュ障の治し方 「好印象の2秒でできる挨拶をする」
コミュ障の治し方をネットなどで探してみると、「精神論を語る」ケースが
たくさん見受けられます。こんな感じです。
【コミュ障を精神論で治そうとする人のよくある意見】
以上のことはとても大切なことなのですが、これはコミュ障じゃない人にとってわかりやすい言葉や表現になります。コミュ障の人にとっては言葉の意味はわかっても、イマイチ納得はできません。
まずはコミュ障を治すための簡単な行動から始めましょう!
挨拶「〇〇さん、おはようございます!」
まずは普通に挨拶することから始めましょう。
会社ならば「〇〇さん、おはようございます」
友達ならば「〇〇(あだ名)、おはよう!」
このように名前やあだ名・呼び名をつけて挨拶しましょう。挨拶はとても便利な言葉です。挨拶のあとは会話を続ける必要がありません。軽い気持ちで印象よく短い時間でできる会話です。
短い会話の挨拶ですが、名前をつけて挨拶することで、グッと印象が残ります。相手の警戒心を和らげることができ、時間が経った後でもお互い話しやすい関係になります。ぜひ名前をつけて挨拶するようにしましょう。
相手がひとりじゃない場合の挨拶
挨拶する時は、相手がひとりとは限りません。2人いるならば「〇〇さん、〇〇さん、おはよう!」と言えますが、3人以上だとわざわざ名前は呼びません。そんなときは「みんなぁ、おはよう!」と言いましょう。これだけでも印象はかなり違います。
相手をなんて呼んでいいのかわからない場合の挨拶
コミュ障の人の多くは「名前を呼ぶことに抵抗」があります。
「呼び名がわからない」「名前がわからない」場合は、単純に相手に興味を持っていないからです。なぜかというとあなたが相手から興味を持たれていないからです。でもそれは当然です。人はすべてに相手に興味を持つわけではありません。だからあなたも相手のことに興味を持っていないので、呼び名や名前を知らないのです。毎日挨拶してくれる人ならばだんだん関心が湧いてくるものです。
「失礼では?」とか「はずかしい」と思ってちゃんと挨拶できない場合があります。挨拶をしなかったり、小さい声でしか挨拶すること自体が「失礼」ですし、「はずかしい行為」です。名前をつけて挨拶することは、たった2秒で終わります。人生の時間はいっぱいあります。2秒だけがんばってみましょう。
コミュ障の人は、最初は無理に話そうとしなくても大丈夫です。ただ「〇〇さん、おはよう!」だけは聞こえるように、会うたびに挨拶しましょう。数十回挨拶を続けていれば、だんだん緊張もしなくなってきますよ。
コミュ障の治し方 カンタンに相手に興味を持つ方法
「相手に興味を持ちましょう」これがコミュ障を治す次のステップです。でもこれだけでは何をしたらいいのかよくわかりません。コミュ障を治す具体的な事を見てみましょう。
次のような表の空欄を埋めるように会話をします。
このような表は自分で作ってみてください。そしてもっと項目を増やしてください。
たぶん、あなたは相手のことをよく知りません。よく知っていれば、会話しやすくなります。
そして相手に興味を持つことと同時に、自分にももっと興味を持ちましょう。相手のことを知ることは、自分との違いを知ることでもあります。どういったことが相手の同じで、何が違うのか?そうやって相手と自分に興味を持ちましょう。
コミュ障の人は「自分のことが嫌い」という人もいます。でも、今の自分ではなく「こんなふうになりたい!」という理想の自分にならば興味あるのではないでしょうか?
相手に興味を持つことは、理想の自分がどうあるべきなのかというヒントがあります。自分とは違う相手のことを知れば、より良い理想の自分を見つけることができるのです。
コミュ障の治し方 相手の気持ちがわかるにはまずモノマネから
コミュ障を治す方法として、相手のモノマネをしてみましょう。
これは人に見せるためのモノマネではありません。どのくらい相手のことを知っているのかがわかりますし、より相手に興味を持って話すことができる方法なのです。
相手の仕草や言葉遣いなどの特長を思い浮かべます。そして重要なポイントとして、相手がどんな考えでどんなことを言うのだろうか?と想像することが必要なのです。「あの人だったらたぶん、こう言うだろうな?」と相手の思考さえもマネしてみてください。
そうすると相手に対してもっと関心が持てて、その人のいい所が見えてきます。そのいい所は、理想の自分に近づくヒントとなります。
コミュ障の人は、基本的に相手のモノマネができません。それには理由があります。
以上の理由となります。
最初は相手に興味が持てません。でも挨拶から始まり、相手について知らないことがだんだんわかってくるにつれ、徐々に関心が持てます。時間はかかるかもしれませんがちょっとずつ相手のことを知り、どんな人物像なのか理解していきましょう。
またコミュ障の人の最大の問題は、この「自分がやるべきことじゃないと思っている」です。これはものすごく強い拒否反応のあらわれです。相手に対しては何も伝えなくても、「自分がやるべきことじゃない」という思いは相手に伝わります。
「自分がやるべきことじゃないと思っている」ことは、コミュ障で仕事が上手くいかない人に多くみられる傾向です。かなりやっかいな問題です。ちなみに「わたしそれ無理です」も同じ意味になります。
例えば・・・
・・・
このようにコミュ障の人は、自分の考えに対してはかなり頑固です。「嫌です」とも言えないし、言われた通りすることにもしません。できなくても自分のせいではなく、命令した相手側のせいにしてしまいます。無言で自分の価値観を押し付けているのです。
上司は業務全般の効率化を図り、作業に余裕のあったあなたに作業を依頼したのです。もしあなたや他のスタッフがやるべきことだけをやる監視役ならば、それは必要ありません。トラブルや効率化の調整役の上司の気持ちや、そう考えるだろうというあなたの思考不足でもあるのです。
相手がどんなことを考えているのかを想像することが、コミュ障を治すカギとなります。それにうってつけなあなたのするべき行動が、相手のモノマネなのです。
最後に質問です。
この記事を書いている私は、コミュ障で悩んでいる人にどうなってもらいたいと思っているのでしょうか?
その答えは、このサイトや他のサイトや本を参考にしもらっていいので、自分でコミュ障を克服したという自信をつけてもらいたいのです。そしてさらにコミュ障で悩んでいる人へ、自分なりのコミュ障の治し方を伝えてもらいたいのです。あとはよろしくお願いしますね。
まとめ
コミュ障の治し方 実践3ステップ
・「〇○さん、おはようございます!」と挨拶する
・相手に興味を持つため、表の空欄を埋める会話をする
・相手のモノマネをし、どんなことを考え言うのかを想像する