ニュースで「2017年の鎌倉花火大会は中止!」と聞いた人は多いのではないでしょうか?
鎌倉花火大会、2017年は中止という発表が!
http://www.kamakura-info.jp/news/50669
そうかと思えば、今度は一転、開催するという発表が!
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kisya/data/2017/20170420.html
・・・
ん?どういうこと?
これはいったいどういうことなんでしょうか?
一体何があったというのでしょうか?
そして気になる「結局、鎌倉花火大会はあるの?」という疑問、その理由や原因も含めて、よ~く確認しておきましょう。
鎌倉花火大会 2017年は中止それとも開催?
2017年の鎌倉花火大会、結局は開催します!
いったんは「鎌倉花火大会を中止」という決定となりましたが、多くの市民からの強い要望もあり結局、鎌倉花火大会は開催されることになったのです。
- 開催日時:2017年(平成29年) 7月19日(水曜日)
- 開催時間:19:20~20:10 (※昨年の2016年と同じ)
- 打上総数:2,500発予定 (※昨年の2016年と同じ)
鎌倉の花火大会は、関東でもかなり人気のある花火大会です。
今年の2017年で69回目を迎える伝統ある花火大会ですが、今年は運営する実行委員会が
新規に発足し、今までとは少し違った花火大会になりそうですね。
去年や今までの鎌倉花火大会と同じだろうと思わずに、いろいろと確認したほうが良さそうですね。
鎌倉花火大会 中止になろうとした理由はナニ?
2017年に開催される鎌倉花火大会は、一時は中止になったり、また開催が発表されたりと、
なんだかよくわからない事態だと感じますよね。
果たして2017年の鎌倉花火大会は、いったい何があったのでしょうか?
ナゼ中止という発表があったのでしょうか?時系列を追って詳しく確認してみましょう。
労働基準監督署に改善済みを報告し、労働契約上の争いはなかった
その後、議事録提出に是非について、お互いの問答が繰り返し行われます。
ざっくり言うと…
鎌倉市議会 「隠し事があるだろうから観光協会理事会の議事録を見せて」
観光協会理事会 「議事録は内部資料だし、公表したら今後自由に話せなくなる」
このようなやり取りが書面で交わされて続けてきたようです。
もしかすると…
- 雇用問題の全容解明のみならず、自分たちの利害に繋がる情報を得たい鎌倉市議側
- 観光協会理事会の権威を守るだけでなく、癒着や不正などを隠し通したい観光協会理事側
お互いを不審に疑う者同士の言い争いが、花火大会開催が道具として利用されたのかもしれません。
誰が悪いとか正しいとかではなく、「人のため」がいつの間にか「人の利権のため」に変わってしまったのかもしれませんね。それぞれの言い分があるようなので、気になるようでしたら、まずはそれぞれの公式サイトを見て下さい。そして疑問があれば電話で問いただしてみるのもいいかもしれませんね。
http://www.kamakura-info.jp/
鎌倉市役所
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/index.html
鎌倉市議会ホームページ
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gikai/
鎌倉花火大会 日程や時間の変更があるかも?
【鎌倉情報】江ノ島、稲村ガ崎に挟まれた隠れた名所【楽天たびノート】
今までは鎌倉市の観光協会が、鎌倉花火大会の運営を行う実行委員会を務めていました。しかし、鎌倉市議会の観光協会理事会への議事録提出要求をきっかけに、観光協会は花火大会実行委員会を退会しました。
新たに発足された鎌倉花火大会の実行委員会は、今までのように上手く運営ができないかもしれません。不慣れな上に、準備期間もかなり短くなっていますからね。
花火大会の日程や時間も直前で変更される可能性があるかも?ということは理解しておいて下さい。有料観覧席や打上げ場所、花火の打上げ総数も今まで通りとはいきません。
花火大会の開催費用にも不安が残ります。お金に余裕のある人でぜひとも鎌倉花火大会を
開催して欲しいと願う人ならば、クラウドファンディングに協力してください。
http://iikuni-kamakura.jp/pj/IknV7951569
・目標金額は1,000万円
・締切期日 2017年5月31日15時まで
・一口3,000円
・悪天候などで中止の場合は翌年に繰越し、返金はない
新しい鎌倉花火大会の情報は、ひとまず鎌倉市役所のホームページで確認しましょう。鎌倉市観光協会での詳しい花火大会の情報発信は困難でしょうからね。
そして、クラウドファンディングの結果は…
目標金額1,000万円達成!
鎌倉花火大会を応援していただいた協力者は
609人、協力金額は1,132万円となりました!
そして2017年の鎌倉花火大会の公式サイトも公開!
かつてジョン・F・ケネディは大統領就任演説で
次のようなことを言いました。
「アメリカ国民よ、国があなたに何を
してくれるかではなく、あなたが国のために
何ができるかを考えようではないか!」と。
今回、鎌倉市民は鎌倉のために何ができるか、
ハッキリと市民の力を示したのではないでしょうか?
市長や鎌倉市観光協会にだけ頼るのではなく
自分達の力で花火大会が開催できるのです。
そんな鎌倉市民に誇りを持ちましょう!
2017年の鎌倉花火大会の中止となりかけた原因の人達の真意は未だよくわかりません。鎌倉市観光協会は、有力な観光資源である花火大会を中止してまで守りたかったものは何だったんでしょうか?市議会が、市民の不満を募らせ敵視されようとも得たかった情報とは何だったんでしょうか?
この両者はともに、あることが「鎌倉花火大会開催」よりも重要と判断した結果、一時的ではありますが「花火大会中止発表」まで追い込んだのですからね。
それから…
なにかと対決姿勢であった鎌倉市観光協会が、
このタイミングで予算可決&鎌倉市との協力
を発表しました。荒れ狂う観光協会が
おとなしくなったのです。
そして…
会長であった井手太一氏が退任して、
副会長の大森道明氏(66)が新会長になりました。
観光協会としては鎌倉花火大会の裏方として
協力していくようです。
さて、これはどういうことでしょうか?
一連の騒動の責任を取って井手氏が会長職を
退任することを条件として、鎌倉市観光協会の
予算を可決するという図式が想像できます。
どのような話し合いや調整が行われたのかは
不明でありますが、これで鎌倉市観光協会が
健全な運営ができることを祈ります。
鎌倉の観光が今後も発展していくかどうかは
観光協会会員のみなさんと、鎌倉市民の
監視と関心、そして観光協会の透明性に
かかっているのです。
このサイトでは、これ以上の詳しい追及は致しません。インターネットがあれば、市議のホームページやツイッターなどを見ることができますし、電話で直接それぞれの言い分について尋ねることもできます。


まとめ
鎌倉花火大会、2017年は中止or開催?
・2017年7月19日に開催決定!
2017年の鎌倉花火大会 ゴタゴタの理由は?
・観光協会理事会と鎌倉市議会との対立のため
2017年の鎌倉花火大会のポイント
・例年通りの内容とはならないかも
・急きょ変更となこともありそう
・開催当日の観光協会と市議会の行動が気になる
・観光協会理事はクラウドファンディングに協力したのか
・市議会はクラウドファンディングに協力したのか
“市議会が、市民の不満を募らせ敵視されようとも得たかった情報とは何だったんでしょうか?”
これは違うのでは?
市がお金を出すと言う事は、税金を出すと言う事。
当然不透明な会計や運営をしている団体へはお金出せませんし出すべきではありませんよ。
私は鎌倉市の商工会のことは知りませんが、大抵の市では商工会や観光協会の運営は余りに杜撰です(場合によっては背任行為もあります)。
今回の事件がそうしたそうした現状を是正する契機になってもらえればと思います。